2024.04.03 [ ART ]

4月1日(月)より髙橋銑氏の展示がスタート!

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NEWoMan ART Window 
髙橋銑「Hi and Bye」
展示期間:4月1日(月)~5月31日(金)

ニュウマン横浜では第8回 横浜トリエンナーレのテーマ「野草:いま、ここで生きている」に合わせたNEWoMan ART Windowの展示を行います。
横浜駅から山手地区におよぶエリアにて、上記テーマで展開される「アートもりもり!」プログラムの一環として、今回の展示をお楽しみただくことができます。

▼アーティストプロフィール
髙橋銑は東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士課程を2021年に修了し、近現代彫刻の保存修復に携わりながら、自身も立体作品をメインに作品制作を行なっています。今回の作品は「紙飛行機 」をモチーフにして制作されました。

▼アーティスト 髙橋銑コメント
私は現代美術の分野で作品制作をするかたわら、彫刻作品の保存修復にも携わってきた。保存修復の仕事のなかで培われた美術作品への洞察を起点に、作品の永続性、ないしはこの地球上にあるすべての生き死にに対して考えを巡らせてきた。本作は紙飛行機をモチーフとしている。
紙飛行機を飛ばす瞬間、それは遠くまで届けという思いの発露である。
鑑賞者には本作で切り取られ、仮止めされた「瞬間」を人間の様々な営みと重ね、彼/彼女らをとりまく物語に思いを馳せてもらいたい。
今回の横浜トリエンナーレのテーマ「野草、いまここで生きてる」を聞いた際に思い浮かぶのは、毎日を生きる様々な人の姿、つまり様々な彼/彼女の物語だ。

▼ディレクター 佐々木 真純コメント
今回のトリエンナーレのテーマを目にしたとき、不確かで不安定な世の中を生きる人々の姿が思い浮かぶとともに、物事の生と死や、変化し続けるあらゆる事象に向き合うことで生まれる高橋さんによる作品群が目に浮かび、今回の展示につながっていきました。

今回のために制作される作品「Hi and Bye」は、様々な外的要因によって飛行が左右されてしまう紙飛行機をモチーフにしています。空を舞う紙飛行機の姿は野草であるわたしたちの儚くも美しい姿を映し、また、わたしたちを励ましてくれるでしょう。

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